露熊山峡 ブナ岱(たい)登山道

2021.07.11 sun

 7月の露熊プロジェクト現地作業は22名が参加。荒瀬かだまりメンバーのほか、北秋田市の地域おこし協力隊隊員も2名が参加してくれました!

 この日の主な作業はブナ岱(たい)の登山道を歩きやすく整備すること、旧キャンプ場周辺の草刈りです。旧キャンプ場の駐車スペースを拠点としました。露熊山峡 ブナ岱(たい)とは、秋田内陸線の荒瀬駅の背景に見えるモッコリとした標高468mの小さなお山です。

 ブナ岱(たい)登山道を下から登りながら、山頂から下りながらの草刈り作業。作業中の事故や怪我のないように事前に打ち合わせを行います。

 ところどころに登山道として使われていた道がうっすらと残っていて、草木を刈ると同時に昔使われていた当時の道が見えてきます。

  ブナ岱(たい)の山頂には三角点がありました。

 山頂はそれほど広くはなく、真ん中に1本のマツの木が立っていました。

 昔は荒瀬地区の小学生や地域の人たちが、このブナ岱(たい)登山道を登ってハイキングなどに来ていたそうです。登山口から山頂まで、だいたい30分〜40分ほどで到着するので、ちょっとした遠足にはぴったりのコースです。

 生い茂った木々に阻まれて、山頂からの景色を一望することはできませんでしたが、昔はこの山頂から荒瀬集落はもちろん、遠くまで見渡すことができたそうです。

 木々のあいだからすこしだけ、荒瀬の集落と秋田内陸線を見ることができました。

 露熊山峡 ブナ岱(たい)登山道への入り口。

旧キャンプ場の駐車スペースから歩いてすぐのところにあります。

【注意】ブナ岱(たい)登山する際は、山歩きによく慣れた人や土地に精通した地域の人と一緒に行くようにしてください(クマさん注意)。

露熊プロジェクト TSUYUKUMA PROJECT

秋田三十景の景勝地として知られていた北秋田市荒瀬「露熊山峡」を地域住民の手で復活させるプロジェクト