夏のはじめの露熊山峡

2022.6.12 sun

 今年3回目の露熊プロジェクトの作業を行いました。

この日の作業は雪の重みで倒壊した家屋の撤去作業が中心となりました。豪雪地帯の阿仁ということもありますが、昨冬の積雪は例年と比べてもかなり多かったので、その雪の重みであちこちで家屋が壊されてしまいました。

 この日の参加者は25名。荒瀬地区の松岡組さんの協力でユニックも現場入りして、各自分担をして倒壊した家屋の撤去作業を中心に、登山道の草刈り作業、ナベ岩前に丸太椅子を設置するなどの作業を行いました。まだ少し新緑が残って清々しい夏の初めの露熊山峡でした!

 午後からは荒瀬地区コミュニティーセンターにて、露熊プロジェクト主催の初めての講演会が行われました。演題は「木」その素晴らしきモノ。北秋田市鷹巣で家具職人をしているHOLTO の布田信哉さん、同じく北秋田市鷹巣にある藤島木材工業の藤島新さんによる「木」のお話です。コロナ対策として座席間のスペースを広めに取りながらも荒瀬地区コミュニティセンターの会場は満席になりました。お二人の「木」への愛情や考え方など、学ぶべき点の多い講演会でした。※この講演会は秋田県の「県民参加の森づくり事業費補助金」を活用して実施されました。

倒壊した家屋の撤去作業

各自で分担して倒壊した家屋の撤去を行いました

この日は秋田県議会議員の北林たけまささんも参加してくれました

荒瀬地区の松岡組さんの協力でユニックも現場入りしました

新緑の残る露熊山峡ナベ岩

ナベ岩の周辺では貝の化石を見つけることができます

ナベ岩前に丸太の椅子を設置しました。ぜひ巨大なナベ岩を眺めながら休憩してほしいです!

毎回必ず行う登山道の草刈り作業。あっという間に草は育ちます。

露熊プロジェクト作業日の露熊山峡駐車場はいつも軽トラやバンでいっぱいです。

午後から荒瀬コミュニティセンターで行われた講演会「木」その素晴らしきモノ


HOLTOの布田信哉さん(右)と、藤島木材工業の藤島新さん(左)

お二人の「木」への愛情や考え方など、学ぶべき点の多い講演会でした!

露熊プロジェクト TSUYUKUMA PROJECT

秋田三十景の景勝地として知られていた北秋田市荒瀬「露熊山峡」を地域住民の手で復活させるプロジェクト